おかめそばって、いったいどんなものなのだろう? なんでおかめそばというネーミングなの?

という疑問をお持ちのお客様が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

「納豆入り?」と質問されたこともあります(笑)

 

まずは、あっさりとさらせん的答えから。下の写真をご覧ください。

おかめそばというのは、ズバリ具でおかめの顔を模したものなのです。

さらせんのおかめ(食材がある時だけの裏メニューですが。。)の場合を解説すると、

Photo

額→お麩   目→かまぼこ、タケノコ  鼻→しいたけ  ほお→なると、青味

口→かまぼこ(この切り方を笹と言います)

子供の頃お正月に楽しんだ福笑いを思い出しませんか?

こんな具合に東京のそば屋の品には、ちょっと洒落を利かした遊び心のあるものが散りばめられています。

そんな下町のそば屋ならではの洒落には、こんな習慣もありました。
昭和の時代には、下町の大衆そば店の多くは鴨南蛮に鶏肉を使っていました。

昔は手頃な合鴨はなかったので鴨南蛮に本鴨を用いましたが、浅草界隈の職人衆などには高価なものだったので、
鶏肉を使ったものを鴨南蛮と称し、洒落っ気を込めて楽しんでいたのです。
もちろんお客さんもお店側も暗黙の了解済みです。
いつの頃からか、そんな洒落も通じにくい世の中になってしまいましたが。。。

現代だったら、偽装として大騒ぎかもしれませんね。

一目で鶏肉と解かるものを、遊び心を持って適正価格で提供していたとしても。